鍼灸で免疫力を向上!おすすめのツボとセルフケア

1. はじめに|鍼灸と免疫力の関係

「風邪をひきやすい」「疲れが抜けない」と感じることはありませんか? それは免疫力の低下が原因かもしれません。

鍼灸は、ツボを刺激することで血流を促進し、免疫細胞の活性化を助けるとされています。また、自律神経のバランスを整えることで、ストレスによる免疫低下を防ぐ効果も期待できます。

本記事では、鍼灸が免疫力向上に与える影響、免疫力を高めるツボの紹介、セルフケアの方法を詳しく解説します。

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2. 鍼灸が免疫力を高めるメカニズム

2-1. 血流を促進し、免疫細胞の働きを活性化

鍼灸刺激によって血流が改善され、白血球やナチュラルキラー細胞(NK細胞)が全身に行き渡る
免疫細胞がスムーズに病原体を排除できる環境を整える

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2-2. 自律神経を整え、ストレスを軽減

鍼灸は副交感神経を優位にし、ストレスホルモン(コルチゾール)の過剰分泌を抑える
ストレスが原因の免疫低下を防ぎ、健康な状態を維持しやすくする

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2-3. 内臓機能を活性化し、腸内環境を整える

鍼灸刺激によって胃腸の働きが改善され、消化・吸収がスムーズになる
腸内フローラが整うことで、腸管免疫が強化され、全身の免疫機能が向上

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3. 免疫力を高めるおすすめのツボ

3-1. 合谷(ごうこく)|免疫力全般の向上

手の甲にある万能ツボで、免疫機能の調整やストレス軽減に効果的
風邪予防や疲労回復にも役立つ

📌 押し方

  • 親指と人差し指の骨が交差する部分を、痛気持ちいい程度に押す(5秒×3回)

3-2. 足三里(あしさんり)|胃腸の働きを整え、免疫機能を強化

消化器系の調子を整え、腸管免疫をサポート
全身の血流を促し、疲労回復効果も期待できる

📌 押し方

  • 膝の皿の下、指4本分下にあるツボを親指で押す(5秒×3回)

3-3. 太衝(たいしょう)|ストレスを軽減し、自律神経を整える

ストレスによる免疫力低下を防ぐ
気分の安定や血流改善にも効果的

📌 押し方

  • 足の甲、親指と人差し指の間にあるツボを、痛気持ちいい程度に押す(5秒×3回)

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4. 鍼灸を取り入れたセルフケア方法

4-1. お灸を活用する

お灸を使うことで、ツボへの刺激を持続的に行い、免疫機能を向上させる
初心者は「台座付きお灸」を使うと安心

📌 やり方

  1. ツボの位置を確認し、お灸をセット
  2. 5〜10分温めてツボを刺激する
  3. 終わったら、しっかり保湿ケアを行う

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4-2. ツボ押しマッサージで手軽にセルフケア

指圧でツボを刺激し、血流や免疫機能を活性化
日常生活の中で簡単に取り入れられる

📌 やり方

  1. リラックスした状態で、ツボを親指で押す
  2. 5秒間押して、ゆっくり離す(3〜5回繰り返す)
  3. 深呼吸しながら行うと、より効果が高まる

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5. まとめ|鍼灸で免疫力を高めよう!

鍼灸は血流を促進し、免疫細胞の働きを活性化する
「合谷」「足三里」「太衝」などのツボを押すことで、免疫力向上が期待できる
お灸やツボ押しをセルフケアとして取り入れると、日常的に免疫をサポートできる

鍼灸を活用し、病気に負けない健康な体を作りましょう!

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