自宅でできる美容鍼灸セルフケア|ツボ押し&簡単マッサージで肌とめぐりを整える方法

「美容鍼灸を受けたけど、効果を長持ちさせたい」
「自宅でも肌や体のケアを続けたい」

そんな方におすすめなのが、ツボ押しやセルフマッサージを取り入れた“自宅ケア”です。

この記事では、初心者でもできる美容鍼灸サポートのセルフケア方法を、やさしく解説していきます。


1. なぜセルフケアが大切なの?

美容鍼灸の施術を受けたあとは、血流や代謝が良くなり、肌や筋肉のコンディションが整った状態になっています。

しかし、日常生活での

  • デスクワークによる筋肉のこわばり
  • ストレスや睡眠不足
  • 食生活の乱れ

などが続くと、せっかく整えた流れが元に戻りやすくなります。

そこで、自宅でのやさしい刺激を取り入れることで、

  • 鍼灸の効果を長持ちさせる
  • 日々の“めぐり”を整え続ける
  • 肌や体調の小さな変化に気づきやすくなる

といったメリットが得られます。


2. 自宅でできる簡単なツボ押し

ここでは、美容鍼灸と相性のよい代表的なツボを紹介します。
すべて1日1〜2分程度でできる簡単なものです。

✔ 四白(しはく)

  • 【場所】黒目の下、頬骨の中央あたりのくぼみ
  • 【効果】顔の血流促進、むくみ・クマの改善

👉 やさしく中指で5秒押し、ゆっくり離すのを5回程度。


✔ 合谷(ごうこく)

  • 【場所】手の甲、親指と人差し指の間
  • 【効果】全身の血行促進、肌荒れ・ストレス対策

👉 息を吐きながら押し、吸いながらゆるめるリズムで5〜10回。


✔ 顴髎(けんりょう)

  • 【場所】頬骨のいちばん高いところの外側
  • 【効果】リフトアップ、フェイスライン引き締め

👉 指の腹で小さく円を描くようにマッサージする。


✔ 天容(てんよう)

  • 【場所】耳の後ろ、顎のライン沿いのくぼみ
  • 【効果】リンパの流れ促進、フェイスライン引き締め

👉 顎から耳の後ろに向かって、指でやさしくなでる。


3. セルフマッサージでさらに効果アップ

ツボ押しに加えて、簡単なフェイシャルマッサージを取り入れると、血流・リンパの流れがさらに良くなります。

✔ 基本の流れ

  1. 化粧水やオイルを塗って滑りを良くする
  2. 顔の中心から外側へ向かって指でやさしくなでる
  3. 額→頬→フェイスライン→首→鎖骨へ流すように

※力を入れすぎず、リラックスして行うのがポイントです!


4. セルフケアで気をつけたいこと

  • やりすぎない(肌を押しすぎ・摩擦しすぎは逆効果)
  • 体調が悪いときは無理をしない
  • 毎日続けるより、気持ちよくできる日を大事に
  • ツボの場所が分かりにくいときは、だいたいでOK

“正確さ”よりも、やさしく、心地よく刺激を入れることを意識しましょう。


5. こんな方におすすめ

  • 美容鍼灸を受けた効果をできるだけキープしたい
  • 日常生活でもめぐりを良くしたい
  • 自宅でできる簡単な美容ケアを探している
  • ストレスや疲れをリセットする習慣をつけたい

自分の手でケアすることで、体と心に向き合う時間にもなります。


おわりに|“続けやすいケア”が美容鍼灸を引き立てる

高価な美容アイテムや、難しいテクニックは必要ありません。
大切なのは、小さな積み重ねを続けること。

美容鍼灸で整えた体と肌を、
日々のやさしいツボ押しとマッサージでサポートしてあげましょう。

自然な流れを保つことが、美しさと健康を育む近道です。


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