「ヨガを始めたいけれど、いろいろな種類があって何を選べばいいか分からない…」
そう感じたことはありませんか?
現代には多くのヨガの流派がありますが、初めての方にとって特に迷いやすいのが、ハタヨガ・ヴィンヤサヨガ・アシュタンガヨガの違いです。
この記事では、それぞれの特徴や運動量、どんな人におすすめかを初心者にもわかりやすく比較してご紹介します。自分に合ったスタイル選びの参考にしてください。
ヨガの種類はどう分類される?
まず「ヨガの種類」とは、ポーズ中心の“実践スタイル”の違いを指します。哲学や呼吸法などの違いもありますが、初心者向けには主に次のような分類がよく使われます。
主な種類 | 特徴(簡易) |
---|---|
ハタヨガ | 基本的なヨガ、初心者向け |
ヴィンヤサヨガ | 呼吸と動きを流れるように行う |
アシュタンガヨガ | ポーズの順番が決まっており高強度 |
これら3つは「動きの多さ」「強度」「自由度」が異なります。
ハタヨガとは|基本を学べる最もポピュラーなヨガ
特徴
- 一つひとつのポーズをゆっくりと丁寧に行う
- 呼吸と動きを連動させるが、動きは比較的静か
- 初心者クラスが多く、教室やYouTubeでも導入しやすい
おすすめの人
- ヨガをこれから始める人
- ポーズを正しく覚えたい人
- 運動量は控えめが良い人
難易度:★☆☆(優しい)
ヴィンヤサヨガとは|動きが多く流れるようなスタイル
特徴
- 呼吸とともにポーズを連続的に行うフロー型ヨガ
- クラスによって構成は自由。音楽を流す場合も
- 動きが多いため、軽い有酸素運動的効果も期待される
おすすめの人
- 汗をかきたい人
- 動きのあるヨガが好きな人
- 集中力やリズム感を高めたい人
難易度:★★☆(中程度)
アシュタンガヨガとは|決まった順番で行う強度の高いヨガ
特徴
- ポーズの順番が完全に決まっている
- 太陽礼拝から始まり、連続して多くのポーズを行う
- 運動量が非常に多く、ストイックな面がある
おすすめの人
- しっかり身体を鍛えたい人
- 規則的なルーチンが好きな人
- ヨガ経験がある人・中級者以上向け
難易度:★★★(上級者向け)
3つのヨガを比較表で整理!
比較項目 | ハタヨガ | ヴィンヤサヨガ | アシュタンガヨガ |
---|---|---|---|
運動量 | 少なめ | 中程度 | 高め |
ポーズ構成 | 自由 | 自由(フロー) | 完全固定 |
呼吸との連動 | 基本あり | 強く連動 | 強く連動 |
難易度 | 低い | やや高い | 高い |
初心者向け | ◎ | ◯ | △ |
継続しやすさ | ◎ | ◯ | ◯(慣れれば◎) |
自分に合ったヨガをどう選ぶ?
✅ 静かに自分と向き合いたい → ハタヨガ
✅ 音楽やリズムを楽しみたい → ヴィンヤサヨガ
✅ 肉体的にも挑戦したい → アシュタンガヨガ
まずはハタヨガから始めて、慣れてきたらヴィンヤサやアシュタンガにチャレンジしていくのがおすすめです。
まとめ:ヨガの種類は「目的」と「気分」で選べばOK
ヨガにはたくさんの流派やスタイルがありますが、正解はありません。
あなたの目的やライフスタイルに合ったスタイルから始めて、継続できることが何より大切です。
最初は「呼吸がしやすい」「気持ちよかった」そんな小さな感覚からで構いません。
一歩ずつ、自分に合ったヨガを見つけていきましょう。
🔗 関連記事リンク
- ヨガとは?意味・歴史・効果・基本ポーズ・種類までわかる初心者向けガイド
- ヨガの効果とは?心・身体・脳に働く7つのメリットを科学的に解説
- 初心者におすすめのヨガポーズ10選|自宅で簡単・安全にできる基本アーサナ集
- ヨガ初心者が最初に知っておくべき5つの注意点
関連:鍼灸の基礎知識:日本鍼灸
関連:鍼灸師と助産師の他職種連携は可能か?
関連:「ウエルビーイング」 鍼灸師が知るべき基礎知識