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鍼灸小話
鍼灸の小さな話 #12
鍼灸と国家資格 1988 年に「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」の改正により、試験の実施と登録事務が都道府県知事から厚生大臣に変更(平成 4 年 10 月施行)により国家試験に位置づけられました。 […] -
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鍼灸の小さな話 #11
肩こりと夏目漱石と鍼灸 肩こりの語源は、明治時代の文豪、夏目漱石「門」の中に「指で圧して見ると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石の様にこ凝ってゐた。」とある。それが次第に普及して昭和時代には「肩こり」という言葉が […] -
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鍼灸の小さな話 #10
美容と鍼灸 美容を目的とした全身に行う鍼灸治療全般を美容鍼灸といいます。顔面部のみへ刺針を中心に、全身の鍼治療と併用しながら行うことが主です。美顔鍼と呼ばれることもあります。 美容鍼灸とは、鍼灸師が東洋医学の知見に基づい […] -
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鍼灸の小さな話 #09
スポーツと鍼灸 スポーツ選手の怪我の予防、パフォーマンス向上、疲労の早期回復を目的に鍼灸施術を行うことがあります。プロアマを問わずあらゆる競技で、身体的疾患だけでなく、精神的疾患へのアプローチとしても活用されます。実際の […] -
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鍼灸の小さな話 #08
地震など災害時の鍼灸マッサージ -
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鍼灸の小さな話 #07
経絡治療と柳谷素霊 近代鍼灸中興の祖の1人である柳谷素霊(1906-1959)は、学校法人素霊学園 東洋鍼灸専門学校)を創設し初代校長を務めた、「温故知新の精神をもって古典に還れ」と提唱し、岡部素道、井上恵理、小野文恵な […] -
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鍼灸の小さな話 #06
現代中国鍼灸と承淡安 清の太医院にて鍼灸が廃止されて以降、中国鍼灸は低迷期でした。中国鍼灸を復興させ現代中国鍼灸の基礎を作ったのが、承淡安である(1899-1957)である。父も鍼灸師であった事もあり、鍼灸に親しみと憂い […] -
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鍼灸の小さな話 #05
鍼灸のリラクゼーション効果 鍼灸医学の特徴の1つに治療後の心地よさがあります。この心地よさが鍼灸の根強い指示の要因の1つとなっています。合谷と手三里に鍼通電をしながら脳波をとった実験では、脳の前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭 […] -
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鍼灸の小さな話 #04
貝原益軒と養生訓の中のお灸 腹八分目などの言葉で知られる貝原益軒(1630−1714)は養生訓の著者としても有名ですが、お灸を啓蒙したことでも知られています。貝原益軒が晩年の1713年に刊行した養生訓は、仮名書や要点を具 […] -
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鍼灸の小さな話 #03
心身一如の鍼灸医学と鬱病などの精神疾患 東洋医学の特徴の1つは、生体観にあります。心と体は別という考え方の心身二元論ではなく、心と体は1つという心身一如の生体観です。これは単なる概念としてだけでなく、例えば「怒りは肝を傷 […]