災害時の鍼灸師の役割:心と体のケアにおける重要性

地震など災害時の鍼灸マッサージ

災害時の医療支援において、被災地である災害派遣医療チーム (DMAT:Disaster Medical Assistance Team、地域の救急医療体制では対応出来ない大規模災害や事故などの現場に急行する医療チーム・医師や看護師、救急救命士などのコメディカルで構成されている) などの多職種連携が必須となっています。東日本大震災以降、鍼灸マッサージ関連団体及び個人レベルでの災害時の鍼灸マッサージによる支援活動が活発になっています。
現在、鍼灸マッサージによる災害支援に対して、他医療職との他職種連携の観点から、公平かつ公正な立場での指揮命令系統の窓口一本化が求められます。2018年12月窓口一本化を目的に、日本鍼灸師会と全日本鍼灸マッサージ師会が「災害支援鍼灸マッサージ合同委員会 (DSAM:Disaster Support Acupuncture Masseur Joint Committee)」を設立し、日本鍼灸師会と全日本鍼灸マッサージ師会は、個別に AMDA と災害時の協定を締結するに至っています。

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