鍼灸小さなお話は、鍼灸に関係する話を好き勝手につづります。鍼灸にかかわる歴史・エビデンス・人物など多種多様に脈絡もなく書きます。鍼灸師の先生方に言われた小話も交えます。書籍や実際に直接言われた話など出典が明確な小さな話のみ掲載します。
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鍼灸の小さな話 #06
現代中国鍼灸と承淡安 清の太医院にて鍼灸が廃止されて以降、中国鍼灸は低迷期があった。中国鍼灸を復興させ現代中国鍼灸の基礎を作ったのが、承淡安である(1899ー1957)である。父も鍼灸師であった事もあり、鍼灸に親しみと憂 […] -
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鍼灸の小さな話 #05
鍼灸のリラクゼーション効果 鍼灸医学の特徴の1つに治療後の心地よさがあります。この心地よさが鍼灸の根強い指示の要因の1つとなっています。合谷と手三里に鍼通電をしながら脳波をとった実験では、脳の前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭 […] -
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鍼灸の小さな話 #04
貝原益軒と養生訓の中のお灸 腹八分目などの言葉で知られる貝原益軒(1630−1714)は養生訓の著者としても有名ですが、お灸を啓蒙したことでも知られています。貝原益軒が晩年の1713年に刊行した養生訓は、仮名書や要点を具 […] -
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鍼灸の小さな話 #03
心身一如の鍼灸医学と鬱病などの精神疾患 東洋医学の特徴の1つは、生体観にあります。心と体は別という考え方の心身二元論ではなく、心と体は1つという心身一如の生体観です。これは単なる概念としてだけでなく、例えば「怒りは肝を傷 […] -
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鍼灸の小さな話 #02
医心方と丹波康頼 医心方(いしんほう)は現存する世界最古の医学書です。渡来人の末裔であり鍼博士の丹波康頼により編纂された全30巻になる医学書で、984年(寛永2年)に円融上皇に献上しました。以降、明治維新までの数百年間医 […] -
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鍼灸の小さな話 #01
全日本鍼灸学会の設立 現在、日本鍼灸の業界で最も大きな団体が公益社団法人全日本鍼灸学会です。全日本鍼灸学会は、1980年に日本鍼灸医学会(1948年に日本鍼灸学会として創設、1975年に改名)と日本鍼灸治療学会(1951 […]