2026年5月29日(金)より岡山県岡山市にて開催予定
2026年度の第75回公益社団法人全日本鍼灸学会学術大会は岡山県岡山市にて開催予定です。
大会概要
- 大会名称:第75回 公益社団法人 全日本鍼灸学会学術大会 岡山大会
- 大会テーマ:患者に寄り添える医療-医師と鍼灸師のコラボレーション(仮)
- 大会会頭:大塚 文男(岡山大学学術研究院医歯薬学域 総合内科学 教授)
- 会期:2026年5月29日(金)~31日(日)
- 大会会場:岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)
- 〒700-0024 岡山市北区駅元町14-1
医師と鍼灸師のコラボレーションで、次世代の医療連携を目指す
2026年5月29日(金)から31日(日)にかけて、「第75回 公益社団法人 全日本鍼灸学会学術大会」が岡山市にて開催されます。会場は岡山駅西口から徒歩圏内に位置する「岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)」。アクセスが良好なうえ、周囲には宿泊施設や飲食店、観光スポットも充実しており、参加者にとって大変利便性の高い立地となっています。
医師と鍼灸師の協働がテーマ|実生活に根ざした鍼灸の可能性を探る
今回の岡山大会のテーマは、「患者に寄り添える医療-医師と鍼灸師のコラボレーション(仮)」。
近年、鍼灸治療はADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)の向上に寄与するケースが増えており、患者からの喜びの声も多く寄せられています。
本大会では、そうした現場の実例や臨床成果を積極的に発信し、医師や他の医療関係者にも鍼灸の有用性を広く知ってもらうことが目的です。医師の理解を得ながら、鍼灸が医療に貢献する道を切り拓き、最終的にはより多くの患者に寄り添う体制の構築、ひいては鍼灸受療率の向上を目指しています。
岡山県医師会や病院協会も協力|新たな学術大会のかたちへ
大会の企画運営には、岡山県医師会や岡山県病院協会といった医療業界団体の協力を仰ぎ、これまでにない視点からの企画が進行中です。鍼灸だけにとどまらず、広く医療現場に活かせる知見の共有を促進し、今後の医療連携のロールモデルとなるような大会を目指しています。
晴れの国・岡山で、学びと癒しの時間を
会場周辺には、後楽園や岡山城、美術館などの観光名所も点在しており、学術と観光の両方を楽しめる絶好の機会です。「くだものの国」としても知られる岡山の魅力を体感しながら、全国の鍼灸師・医療関係者とともに、未来の医療について語り合ってみませんか?
大会の詳細・参加申込情報などは、今後公式ページ等で発表される予定です。ぜひ今からご予定に入れておいてください。
第74回全日本鍼灸学会学術大会宮城大会は2025年6月に閉幕
2025年5月30日から3日間、WINC AICHI(ウインクあいち 愛知県産業労働センター)にて、第74回全日本鍼灸学会学術大会名古屋大会がで開催された。テーマは『女性のみかたⅡ – フェムテックによる女性のWell-beingに貢献する鍼灸 –』であった。
👉【2025年度】第74回全日本鍼灸学会学術大会名古屋大会詳細はコチラ
全日本鍼灸学会とは?
公益社団法人全日本鍼灸学会(ぜんにほんしんきゅうがっかい)は、日本国内における鍼灸医学の研究と発展を目的とした学術団体です。1948年に設立され、鍼灸治療の科学的な効果の解明や、臨床応用の促進を通じて、医療水準の向上と社会貢献に努めています。学会の主な活動には、学術大会や研究発表会の開催、学術誌の発行、鍼灸師や医療従事者を対象とした教育・研修プログラムの実施などがあります。これにより、鍼灸の科学的基盤を強化し、その信頼性を高めることを目指しています。
さらに、国内外の研究者や医療機関との連携を強化し、最新の研究成果を共有しながら、鍼灸治療の可能性を広げています。全日本鍼灸学会は、伝統医学と現代科学を融合させた鍼灸医学の普及と発展において、重要な役割を果たしており、今後もその活動は国内外でますます期待されています。
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