お灸をすえるの語源
お灸をすえるとはどういう意味か?
お灸をすえるとは、鍼灸治療でお灸を経穴に高温で置くことを指します。そこから転じて、現代では、説教をする、きびしく懲らしめる、戒めるなどの意味として活用します。
お灸をすえるの語源
お灸をすえるのスエルは、感じでは「据える」と書きます。意味としては、物をしっかりと置く。腰を落ち着ける。などの意味があります。すなわち、お灸をすえるとは、お灸をしっかりと置くという意味になります。
お灸の歴史
お灸は今からおよそ2,000年前、古代の中国北部の医療として始まったと言われています。その後、インドを経由して中国で発展した技術だと言われています。北方民族の人たちは、痩せた土地でも生息する自生力のつよいヨモギに着目し着火剤として使いました。ヨモギを活用した治療がお灸の始まりとされています。紀元前2世紀に編纂された文献にはすでに記載があります。また、日本には仏教伝来と共に伝わってきたとされています。
本日の言葉
力量が足りないのではない、意志が足りないのだ。
ヴィクトル・ユーゴー(詩人 小説家)