「ヨガを始めたいけど、どんなマットを選べばいいの?」
「安いもので十分?厚いマットっていいの?」
初心者にとって、ヨガマット選びは意外に大事なステップです。
マットの違いによって、快適さ・安全性・ポーズの安定性に大きく差が出ます。
本記事では、ヨガ初心者の方に向けて、サイズ・厚さ・素材・滑りにくさなど、失敗しないヨガマットの選び方をやさしく解説します。
ヨガマットが必要な理由とは?
✅ 1. ポーズ時の安定性を保つ
フローリングやカーペットでは滑りやすく、ポーズのバランスがとりづらいことがあります。
✅ 2. 衝撃と関節を保護
ひざや手首を床につくポーズでは、適度なクッション性が必要です。マットがないと痛みやケガの原因に。
✅ 3. 自分専用の「練習空間」になる
マットを広げる=心と身体の切り替えスイッチに。習慣化の助けにもなります。
ヨガマットの選び方①|サイズの目安
一般的なサイズは以下のとおり:
- 長さ:170cm〜180cm
→ 自身の身長より10〜15cm程度長いものがおすすめ - 幅:60cm〜66cm
→ 標準的な肩幅がしっかり収まるサイズ感
※ 高身長の方(180cm以上)は「ロングサイズ」も検討しましょう。
ヨガマットの選び方②|厚さの違いと選び方
厚さによってクッション性と安定感が変わります。
厚さ | 特徴 | 初心者おすすめ度 |
---|---|---|
3mm前後 | 軽くて持ち運びやすい/上級者向け | △ |
5〜6mm前後 | 標準的な厚さ/バランスとクッション性の両立 | ◎ |
8〜10mm以上 | ふかふか/関節への負担軽減/安定性に欠ける | ◯(床が硬い人向け) |
▶ 初心者には 5〜6mm前後 がバランス良好でおすすめです。
ヨガマットの選び方③|素材の種類と特徴
素材によってグリップ力・耐久性・環境配慮が異なります。
素材 | 特徴・メリット | 注意点 |
---|---|---|
PVC(ポリ塩化ビニル) | 安価・初心者向け/滑り止め強い | 重さ・匂いが気になることも |
TPE(熱可塑性エラストマー) | 軽量・柔らかく環境にもやさしい | 紫外線・劣化に弱い |
天然ゴム | グリップ力抜群/エコ派に人気 | 重くてやや高価 |
コルク×天然ゴム | 滑りにくく、汗にも強い/肌触りよい | 価格がやや高い |
▶ 初心者には TPE素材 が扱いやすくおすすめです。
ヨガマット選びの+αチェックポイント
- ✅ すべりにくいか(ポーズ中にズレないか)
- ✅ ニオイがきつくないか(PVCは要注意)
- ✅ 自宅での保管スペース・巻きやすさ
- ✅ 持ち運び予定があるなら軽量タイプを選ぶ
初心者におすすめのヨガマットタイプ【まとめ】
条件 | おすすめタイプ |
---|---|
自宅ヨガメイン | TPE or PVC/5〜6mm厚/標準サイズ |
ひざや腰の痛みが気になる | 6mm以上/クッション性重視タイプ |
持ち運びたい | 軽量TPE/3〜4mm厚/スリムサイズ |
環境に配慮したい | 天然ゴム or コルク素材/エコマット |
よくある質問(Q&A)
Q. 安いヨガマットでも大丈夫?
A. 最初は1,000〜2,000円程度のPVC製でもOKですが、滑りやすさ・劣化の早さに注意。
Q. 厚いマットは初心者に向いてる?
A. クッション性は◎ですが、厚すぎるとバランス系ポーズが不安定になります。5〜6mm程度が無難です。
まとめ:ヨガマットは「使いやすさ」と「続けやすさ」で選ぼう
ヨガマットは、自分の体を支える大切な道具です。
選び方を間違えると、ポーズが安定せず、モチベーションも続きません。
- 厚さ → 快適さと安定感のバランス
- 素材 → グリップ・重さ・肌触りの相性
- サイズ → 自分の体格と目的に合わせて
これらのポイントを押さえて、自分にぴったりの1枚を選びましょう。
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