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鍼灸小話
仲間と勉強することは大切:首藤傳明先生への質問 日本鍼灸大学#012
Q:学生の時代から勉強会などを仲間とした方がいいでしょうか? A:そうですね。自分1人でやるのもいいですが、 いろんな人と話し合いをする。治療を相互にする。 ということで、腕も学問も刺激になりますからね。 間違いなく仲間 […] -
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弦躋塾を主催して伝えたかったこと:首藤傳明先生への質問 日本鍼灸大学#011
Q:勉強会を通して鍼灸師に伝えたかった事 A:私は、勉強会(弦躋塾)を設立する当時に持っていたものを 全ての経験を出そうと学問・技術・ツボの取り方(実技) それから古典を自由に使ってください。 そういう気持ちでした。 そ […] -
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西洋医学の医師に東洋医学の伝え方で気をつけていること:首藤傳明先生への質問 日本鍼灸大学#010
Q:医師への東洋医学の伝え方で気をつけていることは? A:非常に難しい問題です。 私は関係を持つ医師の先生方が多いです。 これは、もう私が医師に伝えたんじゃなくて 医師から私の方にやってくるんです。 そして東洋医学や鍼灸 […] -
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首藤傳明先生に質問:開業時に限られた資金で安定を得るために大切な事 日本鍼灸大学#009
Q:開業時に限られた資金で安定を得るために大切な事 A:私も開業した時には患者さんがいなくて、 私はどうしたかというと、真剣になって患者さんを治療しました。 それで真剣になって患者さんを治療し続けたおかげで、 ぼちぼち患 […] -
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『難経』入門|鍼灸師が知るべき六十九難・七十五難・補瀉・五行を臨床につなげる学び方
1. 難経とは何か? 『難経』は黄帝内経を補完し、気・血・脈・五臓・経絡の仕組みを整理した古典です。学生にとっては、治療の組み立て方を身につけるための“思考の教科書”。臨床実習では、この理解があるかどうかで経穴選択の根拠 […] -
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首藤傳明先生の好きな経穴は?② 日本鍼灸大学#008
Q:首藤先生が好きな経穴はなんですか? A:もう1つないか?といえば「太敦(ダイトン)」ですね。 肝経の太敦、これがまた素晴らしいツボですね。 めまいの治療をする場合、どうするのか?というと、 1つは「顖会」「太敦」「風 […] -
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澤田健 太極療法を確立した鍼灸名人─経絡と内臓を結ぶ独自の鍼灸哲学
1. 生涯と鍼灸への道 澤田健は、昭和初期の鍼灸界で“名人”と称された実力派で、古典医学の知識と卓越した臨床観察を組み合わせた治療家として知られています。自身の著作は少ないものの、弟子である 代田文誌 がその臨床を丁寧に […] -
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首藤傳明先生の好きな経穴は?① 日本鍼灸大学#007
Q:首藤先生が1番好きな経穴はなんですか? A:「風池(ふうち)」ですね。 最近になって気が付いたんですが 風池の硬い人は将来認知症になりやすいという感覚があります。 心臓から出た血液は前は総頸動脈を通って頭の中に入って […] -
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井上恵理 “浅鍼・短時間”を貫いた経絡治療の旗手―生涯・理念・業績
1. 幼少期から鍼灸師を志すまで 井上恵理は1903年11月5日、栃木県那須郡に生まれました。青年期から鉄道員として働き、機関車の転落事故を経て脊椎カリエスと全身結核を発症、約2年間の入院生活を送った経験があります。 こ […] -
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福島弘道 盲目の鍼灸師が切り開いた経絡治療の道 — その人生と理念
1. 幼少期から鍼灸師を志すまで 福島弘道は1910年、長野県に生まれた。幼少期はごく普通の家庭で育ち、当時の農村社会に特有の生活環境の中で成長した。後に彼の人生を大きく変えることになる視力の喪失は、この時点では想像もつ […]
