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鍼灸小話
首藤傳明先生の鍼灸師におすすめの本④「経絡治療講話」「経絡治療要綱」 日本鍼灸大学#006
Q:鍼灸師におすすめの本はございますか? A:経絡治療では本間祥白先生の経絡治療講話 これは経絡治療の解説書としては最初の本でしたからね これは医道の日本から出ています。 その後、これもいいなと思うのは東洋はり医学会から […] -
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首藤傳明先生の鍼灸師におすすめの本③「杉山流三部書」 日本鍼灸大学#005
Q:さらに鍼灸師におすすめの本はございますか? A:日本の江戸時代にですね。 杉山和一という盲人の著作に三部書があります。 これがまたいい。中国の古典を理解して咀嚼し、 それを臨床に応用して、しかも簡潔な文章で表現した。 […] -
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首藤傳明先生の鍼灸師におすすめの本②「井上恵理の難行講義」 日本鍼灸大学#004
Q:もう1冊、鍼灸師におすすめの本はなんですか? A:井上恵理先生の「難行講義」ですね。 これは本ではないです。 東洋はり医学会から出版されたテープです。 それを私は聞きました。これは実に… この(井上恵理)先生はね。演 […] -
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本間祥白 日本経絡治療の礎を築いた鍼灸師― その生涯と功績
1. 生い立ちと鍼灸師としての歩み 本間祥白(ほんま・しょうはく/1904年-1962年)は、日本の鍼灸医学において「経絡治療」を臨床・教育に普及させた重要人物です。鍼灸の伝統的理論を現代の臨床に応用することで、多くの後 […] -
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首藤傳明先生の鍼灸師におすすめの本①「経絡治療基礎学」 日本鍼灸大学#003
Q:鍼灸師におすすめの本はなんですか? A:代田文誌著「鍼灸基礎治療学」ですね。 澤田流の治療法ですね 澤田健という名人のやり方を代田文誌先生がけんがくして その後、自分でも経験して、「これが確かに効く」ということだけを […] -
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鍼灸師のための内臓解剖学㉔:心肝腎の連携 ― 精神・循環・生命力を統合する東洋医学的アプローチ
はじめに 心・肝・腎は東洋医学の五臓の中でも「生命の根本」を担う三臓です。心は血を主り神を蔵し、肝は気を疏泄し血を貯え、腎は精を蔵して命の基礎を支えます。これらが相互に連携し、精神・循環・生殖・代謝を統合的にコントロール […] -
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鍼灸師のための内臓解剖学㉓:腎脾肺の連携 ― 代謝と免疫を高める鍼灸的統合アプローチ
はじめに 東洋医学では、腎・脾・肺の三臓は「生命の根・栄養の源・防衛の要」として密接に連携しています。腎は生命エネルギー(精)を蓄え、脾は飲食物から気血を生成し、肺はその気を全身に行き渡らせる。この三者の協調によって、代 […] -
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鍼灸師のための解剖学入門㊿:下肢後面筋群(ハムストリングス・下腿三頭筋)とツボ ― 立位安定・循環・冷え性改善への鍼灸アプローチ
はじめに 下肢後面筋群は、身体の「裏の支柱」として、姿勢保持・歩行・血液循環に深く関わる重要な領域です。主にハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)と下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)から構成され、股関節・膝関節・ […] -
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鍼灸師のための解剖学入門㊾:下肢前面筋群(大腿四頭筋・腸腰筋)とツボ ― 歩行・姿勢・冷え・疲労に関わる鍼灸的アプローチ
はじめに 下肢前面筋群は、体幹から脚へと力を伝える“前方の支柱”として、歩行・立位・姿勢保持を支える極めて重要な筋群です。代表的な筋には大腿四頭筋(大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋)と腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)があり […] -
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鍼灸師のための解剖学入門㊽:骨盤筋群(大臀筋・中臀筋・梨状筋など)とツボ ― 歩行安定・坐骨神経痛・骨盤バランスへの鍼灸アプローチ
はじめに 骨盤筋群は、身体の重心を支え、上半身と下半身をつなぐ「要(かなめ)」の領域です。大臀筋・中臀筋・小臀筋・梨状筋・大腿方形筋などがこのグループに属し、骨盤と股関節の安定、歩行動作の推進力、姿勢の維持に大きく関わり […]
