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鍼灸小話
SOAP式カルテとPOS方式の違いとは?鍼灸現場での使い分けガイド
はじめに カルテの記録法として「SOAP式」が一般的になりつつありますが、もう一つ重要な記録法として「POS方式(問題志向型システム)」があります。両者は似ているようで、考え方の出発点や活用方法が異なります。 本記事では […] -
鍼灸小話
チームで共有するSOAPカルテの工夫とルール|複数施術者での記録をスムーズにする方法
はじめに 鍼灸院や教育現場では、複数の施術者が1人の患者を診ることが珍しくありません。このとき、施術者ごとの「カルテの書き方の差」や「評価のずれ」があると、情報共有に齟齬が生まれ、患者にも不安を与えてしまいます。 SOA […] -
鍼灸小話
SOAPカルテを学生・新人鍼灸師が習得するために|現場で活きる記録練習法
はじめに 鍼灸学校では一応「SOAP」という言葉は習うけれど、実際の現場ではどう書けばいいのかがわからない──。これは多くの鍼灸学生・新人鍼灸師が抱える共通の悩みです。 SOAPカルテは単なる「記録の型」ではなく、施術者 […] -
鍼灸小話
不眠症に対するSOAPカルテ記入例|東洋医学的評価と施術の記録法
はじめに 近年、ストレスや生活リズムの乱れによって「寝つきが悪い」「途中で目が覚める」「眠りが浅い」といった不眠症状を訴える患者が増えています。鍼灸にはこうした不眠へのアプローチ法が多数あり、カルテにはその判断根拠と施術 […] -
鍼灸小話
肩こりに対するSOAPカルテ記入例|症例で学ぶ記録の流れ
はじめに 肩こりは、鍼灸院において最も多く見られる訴えの一つです。しかし「肩がこる」と一言で言っても、その背景には姿勢不良、眼精疲労、ストレス、冷え、消化機能低下など、さまざまな要因が絡んでいます。 SOAP式カルテを使 […] -
鍼灸小話
施術計画(P)の書き方と症状別の工夫
はじめに SOAPカルテの「P(Plan:計画)」は、主訴・所見・評価をふまえて、どのような施術を行うか、今後どのような流れで治療を進めていくかを記録する部分です。このPが曖昧だと、「なんとなく施術している」「効果の判定 […] -
鍼灸小話
評価(A)の立て方と東洋医学的な証立て
はじめに SOAPカルテの中でも、A(Assessment:評価)は最も“鍼灸師らしさ”が現れるパートです。患者の主訴(S)と所見(O)を受けて、「この患者はどんな状態なのか」「どう施術方針を立てるべきか」を記録するこの […] -
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客観的情報(O)の記録例と東洋医学的観察法
はじめに SOAPカルテにおける「O(Objective:客観的情報)」は、鍼灸師自身が施術前後に観察・検査した結果や反応を記録する部分です。患者の訴えをもとに実際の状態を確認し、客観的な情報を記録することで、施術の的確 […] -
鍼灸小話
主観的情報(S)の記録ポイントと聞き方の工夫
はじめに SOAPカルテの最初の項目である「S(Subjective:主観的情報)」は、患者本人が感じている症状や違和感、体験したことを記録するパートです。 ここをおろそかにすると、以降の客観的所見(O)・評価(A)・計 […] -
鍼灸小話
SOAP記録でよくあるミスとその対処法
はじめに SOAP式カルテは、患者の訴えや所見、施術方針を「S・O・A・P」という4つのステップで整理して書く方法です。しかし、現場では「どの項目に何を書くのかが曖昧」「すべてをSに書いてしまう」「評価がないまま施術して […]