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鍼灸小話
他職種連携と多職種連携の違いとは?鍼灸師が知っておくべき医療現場での連携の基本
知っておきたい医療知識:他職種連携/多職種連携 医療現場や介護現場では、様々な専門職が協力して患者や利用者のケアを行います。この協力体制には「他職種連携」と「多職種連携」の二つの概念があります。これらの連携の目的は、患者 […] -
鍼灸小話
鍼灸と自律神経の関係|ストレス軽減と健康改善のメカニズム
はじめに 日々の生活で感じるストレスや疲労感は、自律神経の乱れが原因かもしれません。自律神経は、私たちの体が健康的に機能するための「コントロールセンター」として働きますが、現代のストレス社会ではこのバランスが崩れやすくな […] -
鍼灸小話
鍼灸の歴史 医心方と鍼博士丹波康頼
医心方と丹波康頼 現存する世界最古の医学書 医心方 日本だけでなく世界の歴史において、医学は重要な分野の一つであり、その中でも「医心方」は特別な存在です。平安時代に宮中医官を務めた鍼博士丹波康頼によって編纂されました。こ […] -
鍼灸小話
中医学伝説の名医「扁鵲」の生涯と四診法:中医学の基礎を築いた人物
中医学の祖・扁鵲(へんじゃく)とは?四診法を築いた古代名医の生涯と伝説 中国医学の歴史において、最も敬われる存在の一人が扁鵲(へんじゃく、Biǎn Què)です。紀元前の古代中国で活躍したこの名医は、四診法の創始者として […] -
鍼灸小話
名医華佗と夾脊穴の勘違い:歴史的背景と現代鍼灸への影響
華佗と鍼灸と東洋医学 中医学の名医華佗とは 華佗は「カダ」と読みます。中国後漢末期いわゆる三国志の時代に諸国の病人を治癒させた名医です。「三国志」華佗伝や「後漢書」方術伝に記録があります。漢方や鍼(はり)など、正史に残る […] -
鍼灸小話
ことわざ「お灸を据える(おきゅうをすえる)」意味や使い方
お灸をすえるとは? 「お灸をすえる」の意味 お灸を据える(おきゅうをすえる) の解説 お灸をすえるとは、鍼灸治療で行うお灸を燃やしてを経穴(ツボ)を刺激する施術方法を指します。そこから転じて、現代では、説教をす […] -
鍼灸小話
鍼灸院の広告看板と法律規制:効果的で適法な広告運用のポイント
鍼灸師なら知っていて欲しい鍼灸院の広告看板などの規制 鍼灸院の広告を規制する法律は、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(通称:あはき法)」の他、「医師法」「医薬品医療機器法(旧薬事法)」「景品表示法 […] -
鍼灸小話
鍼灸院を開業するための構造設備基準とは?法律で定められた7つの必須条件を解説
鍼灸院開業に必須!構造設備基準と法律上のポイントをわかりやすく解説 鍼灸院を開業する際には、保健所に届け出を行う必要があります。その際に必ずチェックされるのが、「構造設備基準」です。これは厚生労働省や各自治体によって定め […] -
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シンスプリントに対する鍼灸治療:スポーツ障害における効果とアプローチ
シンスプリントとは? シンスプリントは、脛骨(けいこつ)の周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれます。運動時や運動後にすね内側の中央から下方1/3にかけて、ズキズキとした痛みが生じます。 […] -
鍼灸小話
夏目漱石と肩こりの意外な関係|語源の由来と鍼灸による現代の対策法
肩こりという言葉は漱石が生んだ?|語源の背景 「肩こり」という表現は、明治時代の文豪・夏目漱石の小説『門』に初めて登場したとされています。作中で主人公が感じた身体の不調を、「頸と肩の継目が石のように凝っていた」と描写した […]