頭痛とツボ・お灸|セルフケアの注意点・受診目安

頭痛があると、ツボ押しやお灸で楽になりたいと考える人もいるでしょう。

ツボ押しやお灸で頭痛が治ると断定することはできません。頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛などのほか、早急な診察が必要な病気が隠れている場合もあります。症状の出方を確認し、危険な頭痛を見逃さないことが大切です。

頭痛で受診を優先したい症状

次のような頭痛がある場合は、ツボ押しやお灸を試す前に、医療機関へ相談してください。

  • 突然起きた、これまでにないほど激しい頭痛
  • 手足の麻痺、ろれつが回らない、意識がぼんやりする
  • 発熱、首の強いこわばり、繰り返す嘔吐がある
  • 頭を打った後から頭痛がある
  • 妊娠中・産後に強い頭痛や見え方の異常がある
  • 頭痛が急に悪化した、いつもと様子が違う

意識の変化、片側の手足の動かしにくさ、突然の激しい頭痛がある場合は、119番や救急医療機関への連絡を優先してください。

ツボ押しやお灸は頭痛に有効ですか?

ツボ押しやお灸によって頭痛が改善すると断定できる十分な根拠はありません。心地よい範囲でのセルフケアとして行う場合も、頭痛の原因を確認せずに続けることはおすすめできません。

痛みが強いときに無理に押す、熱さを我慢する、症状が悪化しているのにお灸を続けることは避けましょう。

お灸を使う場合の注意点

市販のお灸を使う場合は、説明書をよく読み、熱さが穏やかな製品から始めてください。熱い、痛いと感じたらすぐに外し、やけどや火災に注意しましょう。

皮膚に傷、炎症、発疹がある場合、糖尿病などで感覚や血流に問題がある場合、妊娠中・授乳中、持病がある場合は、自己判断で使わず医師や鍼灸師へ相談してください。

市販の頭痛薬を使う場合

市販の頭痛薬を使う場合は、用法・用量を守ってください。頻繁に頭痛薬が必要になる、薬を飲む回数が増えている、効きにくくなったと感じる場合は、自己判断で増やさず医師や薬剤師へ相談しましょう。

頭痛の記録が役立つことがあります

頭痛が続く場合は、起きた日時、痛みの場所や強さ、持続時間、吐き気や光・音への敏感さ、服用した薬などを記録しておくと、受診時に役立ちます。

よくある質問

頭痛に効くツボはありますか?

頭痛に効くツボがあると断定することはできません。頭痛の原因によって必要な対応が異なるため、症状が繰り返す場合は医療機関で相談してください。

片頭痛のときにお灸をしてもよいですか?

自己判断でお灸を続けることはおすすめできません。頭痛がいつもと違う、悪化している、吐き気や見え方の異常がある場合は、医療機関へ相談してください。

肩こりがある頭痛は鍼灸で対応できますか?

肩こりと頭痛が同時にあっても、原因を決めつけることはできません。鍼灸を検討する場合も、症状の経過や服薬内容を伝え、必要に応じて医療機関で確認してください。

参考情報

まとめ

ツボ押しやお灸は、頭痛に対するセルフケアの一つとして考えられますが、頭痛を治すと断定できるものではありません。

突然の激しい頭痛、麻痺、ろれつが回らない、発熱、意識の変化がある場合は、セルフケアよりも医療機関への相談を優先してください。

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