漢方医学研究室鍼灸部を新設へ
福島医科大学は、漢方薬と鍼灸を併せた治療体制を拡充し、福島市の付属病院隣接地に鍼灸拠点を新設します。高齢化に伴う患者の増加に対応し、免疫力向上などを目的としています。2013(平成25)年5月に開所した会津医療センターは県内初となる漢方内科の診療に力を入れてきた施設です。多彩な漢方薬を取り扱い、地元産のオタネニンジン(会津人参)やシャクヤクを活用している。鍼灸治療の組み合わせによる治療は好評で、年間100人ペースで鍼灸診療を受ける患者が増え続けている。会津医療センターでの成果を生かし、広範な症状に対応する予定です。県鍼灸師会との連携や共同研究も視野に入れており、地域医療への普及が期待されています。2025年12月には会津医療センターにも、鍼灸部の診察室4室や待合室の他、調剤薬局などを整備予定です。
引用:福島民報「福島医大が漢方診療全県拡充へ 来月にも付属病院隣に鍼灸拠点」
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