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鍼灸小話
ことわざ「遠くの火事より背中の灸」の意味と現代での使い方
「遠くの火事より背中の灸」の意味 「遠くの火事より背中の灸」は、自分に関係のない大事よりも、小さなことでもわが身にふりかかることは痛切に感じられるというたとえです。遠くで起きている大きな問題よりも、身近で差し迫った小さな […] -
鍼灸小話
2025年 第74回全日本鍼灸学会学術大会はどこで開催されるか?
2025年6月頃に愛知県名古屋市にて開催予定 2025年度の第74回公益社団法人全日本鍼灸学会学術大会は愛知県名古屋市にて開催予定です。 大会概要 大会趣旨 第68回大会は「女性のみかた」をテーマとして、鍼灸の可能性を女 […] -
鍼灸小話
ツボ(経穴)とはなにか?
ツボとは何か? ツボのはなし ツボ(経穴)は、鍼灸や漢方など東洋医学の基礎となる概念の1つです。身体の特定のポイントに存在するエネルギーの流れ(気)が集中する場所です。これらのポイントを刺激することで、体調を整えたり、痛 […] -
鍼灸小話
ことわざ「七年の病に三年の艾を求む」の意味と教訓:お灸の歴史と現代への応用
七年の病に三年の艾を求む「七年の病に三年の艾(もぐさ)を求む」ということわざは、古代中国より伝来した日本の伝統的な治療法であるお灸に関係することわざです。このことわざの意味や背景について解説します。 関連:お灸をすえると […] -
鍼灸小話
名医華佗と夾脊穴の勘違い:歴史的背景と現代鍼灸への影響
華佗と鍼灸と東洋医学 中医学の名医華佗とは 華佗は「カダ」と読みます。中国後漢末期いわゆる三国志の時代に諸国の病人を治癒させた名医です。「三国志」華佗伝や「後漢書」方術伝に記録があります。漢方や鍼(はり)など、正史に残る […] -
鍼灸小話
いつできた?鍼灸師の国家試験
鍼灸と国家資格 1988 年に「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」の改正により、試験の実施と登録事務が都道府県知事から厚生大臣に変更(平成 4 年 10 月施行)により国家試験に位置づけられました。 […] -
鍼灸小話
夏目漱石と肩こりの意外な関係:語源の起源から鍼灸の効果まで
肩こりとは? 肩こりの語源は、明治時代の文豪・夏目漱石の小説「門」に由来します。漱石が「頸と肩の継目が石のように凝っていた」と描写したことで、この表現が一般に広まりました。昭和時代になると「肩こり」という言葉が定着し、現 […] -
鍼灸小話
美容鍼灸の効果とアプローチ:自然な美しさを引き出す東洋医学
美容目的の鍼灸治療 美容を目的とした全身に行う鍼灸治療全般を美容鍼灸といいます。顔面部のみへ刺針を中心に、全身の鍼治療と併用しながら行うことが主です。美顔鍼と呼ばれることもあります。 美容鍼灸とは、鍼灸師が東洋医学の知見 […] -
鍼灸小話
スポーツ鍼灸の効果と実践:競技パフォーマンス向上のための施術法
スポーツと鍼灸とは? スポーツ選手の怪我の予防、パフォーマンス向上、疲労の早期回復を目的に鍼灸施術を行うことがあります。プロアマを問わずあらゆる競技で、身体的疾患だけでなく、精神的疾患へのアプローチとしても活用されます。 […] -
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災害時の鍼灸師の役割:心と体のケアにおける重要性
地震など災害時の鍼灸マッサージ