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鍼灸小話
ことわざ「七年の病に三年の艾を求む」の意味と教訓:お灸の歴史と現代への応用
七年の病に三年の艾を求む「七年の病に三年の艾(もぐさ)を求む」ということわざは、古代中国より伝来した日本の伝統的な治療法であるお灸に関係することわざです。このことわざの意味や背景について解説します。 関連:お灸をすえると […] -
鍼灸小話
中医学伝説の名医「扁鵲」の生涯と四診法:中医学の基礎を築いた人物
扁鵲とは 古代中国医学の巨星、扁鵲(へんじゃく) 古代中国には、数多くの名医が活躍し、その治療の逸話が語り継がれていますが、その中でも扁鵲(Biǎn Què)は、中国医学の祖として、張仲景、李時珍、華佗と並び、古代中国医 […] -
鍼灸小話
名医華佗と夾脊穴の勘違い:歴史的背景と現代鍼灸への影響
華佗と鍼灸と東洋医学 中医学の名医華佗とは 華佗は「カダ」と読みます。中国後漢末期いわゆる三国志の時代に諸国の病人を治癒させた名医です。「三国志」華佗伝や「後漢書」方術伝に記録があります。漢方や鍼(はり)など、正史に残る […] -
鍼灸小話
貝原益軒とお灸の歴史:養生訓に見る健康管理の知恵
貝原益軒と養生訓の中のお灸 腹八分目などの言葉で知られる貝原益軒(1630−1714)は養生訓の著者としても有名ですが、お灸を啓蒙したことでも知られています。貝原益軒が晩年の1713年に刊行した養生訓は、仮名書や要点を具 […] -
鍼灸小話
医心方の歴史と鍼灸における重要性:鍼灸師が知るべき最古の医学書
医心方と丹波康頼 医心方(いしんほう)は現存する世界最古の医学書です。渡来人の末裔であり鍼博士の丹波康頼により編纂された全30巻になる医学書で、984年(寛永2年)に円融上皇に献上しました。以降、明治維新までの数百年間医 […]