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鍼灸小話
鍼灸院での電子カルテ活用法:効率化と医療の質向上を目指す最新技術
はじめに:なぜ今「鍼灸院×電子カルテ」なのか 鍼灸院・治療院の現場でも、医療DX(デジタル化)の流れに合わせて電子カルテを導入する動きが高まっています。電子カルテ(EMR:Electronic Medical Recor […] -
鍼灸小話
脳梗塞の早期発見と予防法:リスクを減らすための重要ポイント
1. 脳梗塞とは?まずは正しく知ることが予防の第一歩 脳梗塞とは、脳の血管が血栓(血のかたまり)などで詰まり、脳の一部が酸素や栄養を受け取れなくなる状態です。血流が止まった領域では脳細胞がダメージを受け、放置するとその部 […] -
鍼灸小話
鍼灸の歴史:古代中国から現代まで──伝統と科学が融合する医療の歩み
概要:鍼灸の歴史を学ぶことは、臨床を深めること 鍼灸(しんきゅう)は、数千年にわたって受け継がれてきた東洋医学の根幹をなす治療法です。身体に存在する経穴(ツボ)を細い針や灸で刺激し、気血の流れを整えることで、自然治癒力を […] -
鍼灸小話
ことわざ「遠くの火事より背中の灸」の意味と現代での使い方|身近な課題を重視する東洋的思考
「遠くの火事より背中の灸」とは 「遠くの火事より背中の灸(えんのくのかじよりせなかのきゅう)」とは、「自分に直接関係する小さな痛みのほうが、遠くの大きな出来事よりも切実に感じられる」という意味のことわざです。 語源には、 […] -
鍼灸小話
2025年 第74回全日本鍼灸学会学術大会はどこで開催されるか?
2025年5月30日(金)より愛知県名古屋市にて開催予定 2025年度の第74回公益社団法人全日本鍼灸学会学術大会は愛知県名古屋市にて無事閉幕しました。 2026年度全日本鍼灸学会学術大会は岡山県岡山市にて開催予定です。 […] -
鍼灸小話
経穴(ツボ)とはなにか? ― 鍼灸師が理解すべき「経絡」と「気」の基礎理論
はじめに 「経穴(ツボ)」は、東洋医学の体系において 気血の流れを調整する重要なポイント であり、鍼灸臨床の中核を担う概念です。古典では「気が出入する門戸」「病が反応する場所」とされ、身体の情報が集約される場と位置づけら […] -
鍼灸小話
ことわざ「七年の病に三年の艾を求む」の意味と教訓:お灸の歴史と現代への応用
七年の病に三年の艾を求む「七年の病に三年の艾(もぐさ)を求む」ということわざは、古代中国より伝来した日本の伝統的な治療法であるお灸に関係することわざです。このことわざの意味や背景について解説します。 関連:お灸をすえると […] -
鍼灸小話
名医華佗と夾脊穴の勘違い:歴史的背景と現代鍼灸への影響
華佗と鍼灸と東洋医学 中医学の名医華佗とは 華佗は「カダ」と読みます。中国後漢末期いわゆる三国志の時代に諸国の病人を治癒させた名医です。三国志華佗伝や後漢書方術伝に記録があります。漢方や鍼(はり)など、正史に残る医学知識 […] -
鍼灸小話
いつできた?鍼灸師の国家試験
鍼灸師の国家試験はいつから始まったのか? 鍼灸師の国家試験制度は、1988年(昭和63年)に行われた法律改正をきっかけに、現在のような全国統一試験として実施されるようになりました。それ以前は、都道府県ごとの免許制度や地域 […] -
鍼灸小話
夏目漱石と肩こりの意外な関係|語源の由来と鍼灸による現代の対策法
肩こりという言葉は漱石が生んだ?|語源の背景 「肩こり」という表現は、明治時代の文豪・夏目漱石の小説『門』に初めて登場したとされています。作中で主人公が感じた身体の不調を、「頸と肩の継目が石のように凝っていた」と描写した […]
