天気が崩れる前や低気圧の日に頭痛が起こると感じる人もいます。
気象の変化と頭痛の関係を感じる人はいますが、低気圧だけが頭痛の原因と断定することはできません。頭痛には片頭痛、緊張型頭痛などのほか、早急な診察が必要な病気が隠れている場合もあります。
低気圧で頭痛は起こりますか?
気圧、湿度、気温などの変化をきっかけに頭痛が起こると感じる人はいます。ただし、天気の変化と頭痛の関係には個人差があり、すべての頭痛を低気圧のせいにすることはできません。
頭痛が繰り返す場合は、天気だけでなく、睡眠、食事、ストレス、月経、服薬なども含めて記録すると、受診時に役立ちます。
すぐに受診したい頭痛
次のような頭痛がある場合は、天気痛と決めつけず、医療機関へ相談してください。
- 突然起きた、これまでにないほど激しい頭痛
- 手足の麻痺、ろれつが回らない、意識がぼんやりする
- 発熱、首の強いこわばり、繰り返す嘔吐がある
- 頭を打った後から頭痛がある
- 妊娠中・産後に強い頭痛や見え方の異常がある
- いつもの頭痛と明らかに違う、急に悪化した
突然の激しい頭痛、意識の変化、片側の手足の動かしにくさがある場合は、119番や救急医療機関への連絡を優先してください。
鍼灸を検討する場合の注意点
鍼灸で低気圧による頭痛が改善すると断定することはできません。鍼灸を検討する場合も、頭痛の原因を確認せず、医療機関での診断や治療の代わりにしないでください。
頭痛が強い日、症状が普段と異なる日、発熱や吐き気がある日は、施術を優先せず医療機関へ相談しましょう。
日常でできること
- 頭痛が起きた日時、天気、睡眠、食事、月経、服薬を記録する
- 水分や食事を極端に不足させない
- 睡眠や起床時刻をできる範囲で整える
- 頭痛薬を使う場合は、用法・用量を守る
- 薬を使う回数が増えている場合は、医師や薬剤師へ相談する
生活習慣を見直しても頭痛が続く、悪化する、薬が効きにくいと感じる場合は、医療機関へ相談してください。
よくある質問
低気圧の日の頭痛に鍼灸は有効ですか?
鍼灸で低気圧による頭痛が改善すると断定することはできません。頭痛を繰り返す場合や、症状が変化した場合は医療機関で確認してください。
天気予報で頭痛を予防できますか?
天気と頭痛の関係を記録すると、自分の症状の傾向を把握する助けになる場合があります。ただし、頭痛の診断や治療の代わりにはなりません。
市販の頭痛薬を飲み続けてもよいですか?
自己判断で回数や量を増やさず、用法・用量を守ってください。使用頻度が増えている、効きにくくなったと感じる場合は、医師や薬剤師へ相談しましょう。
参考情報
- American Migraine Foundation:Headache Red Flags
- National Center for Complementary and Integrative Health:Acupuncture
まとめ
低気圧の日に頭痛が起こると感じることはあっても、天気だけが原因と断定することはできません。
突然の激しい頭痛、麻痺、発熱、意識の変化がある場合は、セルフケアよりも医療機関への相談を優先してください。






