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鍼灸小話
鍼灸の歴史|日本最古の医学書『医心方』と鍼博士・丹波康頼の功績
医心方とは?世界最古の現存医学書 日本の鍼灸や漢方の歴史を語るとき、必ず登場するのが『医心方(いしんぽう)』です。平安時代に宮廷医官を務めた鍼博士・丹波康頼(たんばのやすより)によって編纂された全30巻の大著で、現存する […] -
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冷え性にお灸は効く?低体温の原因と改善法、ツボでできるセルフケア
冷え性と低体温とは?放っておけない体のサイン 「手足がいつも冷たい」「体が温まらない」──そんな冷え性は、ただの体質ではなく体の不調を示すサインかもしれません。特に体温が35.5℃以下になる「低体温」は、免疫力の低下や体 […] -
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張仲景とは?「傷寒論」「金匱要略」に見る中医学の原点と現代への影響
張仲景とは?“医聖”と呼ばれる中医学の巨人 張仲景(ちょう・ちゅうけい、名:文仲、字:機)は、中国・後漢末期(2〜3世紀)に活躍した医師であり、中医学では「医聖」と称される存在です。河南省南陽の出身で「南陽の張仲景」とし […] -
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中医学伝説の名医「扁鵲」の生涯と四診法:中医学の基礎を築いた人物
中医学の祖・扁鵲(へんじゃく)とは?四診法を築いた古代名医の生涯と伝説 東洋医学の歴史において、最も敬われる存在の一人が扁鵲(へんじゃく、Biǎn Què)です。紀元前の古代中国で活躍したこの名医は、四診法の創始者として […] -
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名医華佗と夾脊穴の勘違い:歴史的背景と現代鍼灸への影響
華佗と鍼灸と東洋医学 中医学の名医華佗とは 華佗は「カダ」と読みます。中国後漢末期いわゆる三国志の時代に諸国の病人を治癒させた名医です。三国志華佗伝や後漢書方術伝に記録があります。漢方や鍼(はり)など、正史に残る医学知識 […] -
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東洋とは?西洋とは?違いを徹底解説|東洋医学の魅力と現代への活かし方
はじめに:東洋・西洋の違いと東洋医学の魅力とは? 「東洋とはどこを指すのか?」「西洋とは何が違うのか?」私たちが普段何気なく使う言葉ですが、その明確な違いや背景について詳しく知っている方は意外と少ないかもしれません。 一 […] -
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経絡治療学会学術大会@京都が開催されます。
令和6年度3月に第38回経絡治療学会学術大会が京都で開催 経絡治療の技術と技能をテーマに開催 令和6年3月23日(土)・24日(日)京都府京都市にて第38回経絡治療学会学術大会関西大会が開催されます。大会テーマは、経絡治 […] -
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ことわざ「お灸を据える(おきゅうをすえる)」意味や使い方
お灸をすえるとは? 「お灸をすえる」の意味 お灸を据える(おきゅうをすえる) の解説 お灸をすえるとは、鍼灸治療で行うお灸を燃やしてを経穴(ツボ)を刺激する施術方法を指します。そこから転じて、現代では、説教をす […] -
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ヨモギ由来の艾とは?
お灸の材料モグサの語源 燃える草モグサ お灸には「モグサ」が使われます。モグサの語源は「燃える草」であるといわれています。欧米ではお灸のことを「MOXA」といいます。モグサの原料は、蓬(よもぎ)の葉の裏にびっしり密生して […] -
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身体を温める意味は?
体を温めるメリット 体温を温めて不調の改善 冬や夏のエアコンで体が冷え不調になりやすくなります。関連付いて冬季鬱などの言葉があるぐらいです。体が冷えて体温が下がると、血行が悪くなり肩こりやむくみなどの、身体の不調がでてき […]
