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鍼灸小話
鍼灸の小さな話 #32
黄帝内経と鍼灸 黄帝内経とは 黄帝内経(こうていだいけい、Huangdi Neijing)は、中国医学史における至宝とも言える古典です。この文献は、紀元前3世紀頃に編纂され、その名前は伝説的な中国の皇帝である黄帝に因んで […] -
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鍼灸の小さな話 #31
医心方と丹波康頼 現存する世界最古の医学書 医心方 日本だけでなく世界の歴史において、医学は重要な分野の一つであり、その中でも「医心方」は特別な存在です。平安時代に宮中医官を務めた鍼博士丹波康頼によって編纂されました。こ […] -
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鍼灸の小さな話 #30
冷えの初期症状とお灸 冷えの原因と低体温とは 低体温とは身体内部の体温が低い状態のことをさします。明確な定義はありませんが、熱を測ったときに35.5~36.0℃以下だと低体温の可能性があります。 低体温の原因には、ストレ […] -
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鍼灸の小さな話 #29
医聖 張仲景と「傷寒論」「金匱要略方論」 医聖 張仲景とは 張仲景は、古代中国の医師です。後漢期に古代から伝わる医学の知識と自らの経験をもとに「傷寒雑病論」を著し、後々まで漢方医学の最も重要な文献となった。傷寒雑病論は後 […] -
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鍼灸の小さな話 #28
扁鵲とは 古代中国医学の巨星、扁鵲(へんじゃく) 古代中国には、数多くの名医が活躍し、その治療の逸話が語り継がれていますが、その中でも扁鵲(Biǎn Què)は、中国医学の祖として、張仲景、李時珍、華佗と並び、古代中国医 […] -
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鍼灸の小さな話 #27
華佗と鍼灸と東洋医学 華佗とは 華佗は「カダ」と読みます。中国後漢末期いわゆる三国志の時代に諸国の病人を治癒させた名医です。「三国志」華佗伝や「後漢書」方術伝に記録があります。漢方や鍼(はり)など、正史に残る医学知識と技 […] -
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鍼灸の小さな話 #26
東洋医学と西洋医学の境目を地図上で考える 東洋と西洋の境界線 オイルマネーやドバイ、サッカーW杯開催や新たなサッカーリーグなどで世界の話題に常にあがるアラブ地方を中東(middle east)と呼ぶ事でふと思ったのが、世 […] -
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鍼灸の小さな話 #25
令和6年度3月に第38回経絡治療学会学術大会が京都で開催 経絡治療の技術と技能をテーマに開催 令和6年3月23日(土)・24日(日)京都府京都市にて第38回経絡治療学会学術大会関西大会が開催されます。大会テーマは、経絡治 […] -
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鍼灸の小さな話 #24
お灸をすえるの語源 お灸をすえるとはどういう意味か? お灸をすえるとは、鍼灸治療でお灸を経穴に高温で置くことを指します。そこから転じて、現代では、説教をする、きびしく懲らしめる、戒めるなどの意味として活用します。 お灸を […] -
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鍼灸の小さな話 #23
お灸の材料モグサの語源 燃える草モグサ お灸には「モグサ」が使われます。モグサの語源は「燃える草」であるといわれています。欧米ではお灸のことを「MOXA」といいます。モグサの原料は、蓬(よもぎ)の葉の裏にびっしり密生して […]